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町長コラム 第64号

里山の下刈り

近頃、シノや下草がきれいに刈り取られ、見通しが良くなった里山が増えていることをご存じでしょうか?

県の里山再生事業を活用し、地権者の協力を得て県の事業として実施しているものです。町長就任当初から、景観や有害鳥獣の緩衝帯として住民の皆さんに広く宣伝し、ようやく増え始めてきました。

近年まで、里山はシイタケの原木や落ち葉など、農業には欠くことのできない循環資源でした。しかし、農業所得の減少とともにシノが生い茂りイノシシなどの有害鳥獣の生息域と化しています。

よく手入れされた里山や竹林と、荒れ放題のものを比較すると、手入れされた里山の景観は気持ちが良いと思います。観光地に行くと、路肩が必ず1メートル程度は下刈りがされています。

美里町は、農業を振興する中でまちづくりを進めてきました。このため、農地はほ場整備されるなど農業施設整備に多額の補助金が入れられています。しかし、一方で農地の住宅や工場への転用が制限され、歯がゆい思いをしています。景観は一長一短ではできない町の魅力であり大切な資源です。突然良くなるものではなく、長い間の「人」の営みがあってのことです。

山林所有者の多くが高齢化し、地権者だけでは維持できないことも事実です。地域の皆様のご協力により、この事業がさらに進展することを期待しています。

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総務課 秘書広報担当

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