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あしあと

    文化財トピックス

    • 初版公開日:[2020年12月21日]
    • 更新日:[2021年2月23日]
    • ID:299

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    広木上宿遺跡出土の小型宝塔のレプリカが完成

    このたび広木上宿遺跡出土の小型宝塔と小型未開敷蓮華のレプリカが完成しました。これは、埼玉県埋蔵文化財調査事業団が平成4年に美里町広木地内の県道バイパス工事に先立つ発掘調査を行ったところ、土坑から金・銀・金銅・銅・鉄など5種類の金属により作られた五つの小型宝塔と五つの小型未開敷(みかいふ)蓮華(れんげ)が漆箱に納められた状況で発見されたものです。小型宝塔は、高さ4cm前後を中心とした小型のものですが、精巧に作られており金製・銀・金銅製のものには開閉可能な扉が設けられています。
    このような遺物は、日本国内でも類例のみられないたいへん貴重なものであることから、美里町教育委員会でレプリカを作成し、美里町遺跡の森館の常設展示室においてご覧いだだくことが可能になりました。(平成17年)

    広木上宿遺跡小型宝塔と小型未開敷蓮華
    広木上宿遺跡小型宝塔と小型未開敷蓮華の拡大写真

    トンボ玉が国内最多数出土

    美里町の白石古墳群から、ひとつの古墳からの出土数としては国内最多の25個のトンボ玉が出土していることが判りました。このトンボ玉は、昭和63年度に白石古墳群登所18号墳を発掘調査した際に出土したものです。
    登所18号墳は、胴張りの横穴式石室をもつ円墳と推定されています。出土遺物は、埴輪や須恵器、500点以上のガラス玉などがあります。

    白石古墳群トンボ玉
    白石古墳群三連玉

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    教育委員会事務局生涯学習係
    電話.0495-76-0204