美里町北部に北十条、南十条という地区名が残されています。土地改良事業により当時の面影はありませんが、現在南十条地内に石碑が建てられています。
甘粕地区にある遺跡です。昭和51年の発掘調査で、掘立柱建物跡付近から瓦塔と瓦堂が発見されました。これらは、寺院を建てるかわりにつくられ、大切に建物の中に置かれていたと考えられています。
沼上地内にあるこの瓦窯跡は、鎌倉時代のもので現在4基の窯跡が確認されています。調査が行われた1号窯跡は、長さが3.3mあります。出土した瓦は、文治5年(1189年)に源頼朝が奥州藤原氏の平泉の諸堂を模して建立したといわれる鎌倉市二階堂永福寺跡出土の瓦と大変似ており、永福寺を修理した際に使用された瓦が、ここで生産されたと考えられています。
水殿瓦窯跡覆屋遠景
水殿瓦窯跡第1号窯跡
調査風景
水殿瓦窯跡第1号窯跡隔壁付近
水殿瓦窯跡第2号・3号・4号窯跡検出状況
広木地区にある遺跡で、平成4年度に発掘調査が行われました。出土した小型宝塔と小型未開敷蓮華は、国内でも類例のみられない貴重な考古資料として埼玉県指定文化財になっています。
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