美里町地域活性化施設の整備に向けた取組状況をお知らせします。
本町では、長期的なまちづくりの方向性を示し町政の根幹である第5次美里町総合振興計画において、「心身ともに美しく暮らせるまちづくり」を基本理念に掲げ、令和7年度を目標年次とし、さまざまな施策を展開しています。この計画では、役場、松久駅および寄居スマートICのエリアを『まちづくり拠点地区(中心拠点)』と位置付け、町内外の交流や6次産業を生み出す拠点を整備することを掲げています。
これを受け、町の核となる拠点施設を「地域活性化施設」と称し、町の基幹産業である農業を軸に、町の強みや可能性を引き出し、活力あふれるまちづくりの拠点となる施設を整備する事業です。
これまで町に対しては、平成24年度農業振興審議会、住民への意識調査等において地域活性化施設の必要性が求められてきました。これを受け、各種計画において、施設整備に関し明示してきました。その経過をまとめたものが次のとおりです。
農産物直売所のあり方に関する諮問に対し、スマートIC開通と併せて整備するアクセス道路の周辺に、町の拠点となる農産物の販売・加工等多面的機能を有した施設を求める旨の答申が出されました。
平成26年度に住民ヒアリングおよびワークショップを、平成27年度に住民アンケートを実施したところ、これからのまちづくりには暮らしや観光の拠点、町内外の交流の場等、拠点づくりの必要性が求められる結果となりました。
地域再生に向けた取組みを進めていくうえでの課題として、「町の抱える多くの課題を解決するため拠点施設整備の実現」を挙げています。これは、まちの将来像の実現のためには、拠点施設が必要不可欠な存在であり、スマートICとアクセス道路の完成と同時期を目指して拠点施設の整備スケジュールが具体化されるべきと今後の取組みの必要性を説いています。
魅力あるまちを発信し、魅力あるひとをつくるための具体的な施策として、まちの核となる拠点施設の整備を明示しています。
まちづくりの具体的な施策に、「核となる拠点施設の整備推進」を盛り込み、アクセス道路の整備にあわせて、計画的な土地利用、整備計画を検討することが明示されています。
町の課題や土地利用、交通条件、市場ニーズ等を整理し、地域活性化施設の実現可能性を明らかにすることを目的に調査を行いました。この調査では、施設規模、事業費および手法等も精査し、「道の駅」として整備することで地域活性化施設の実現可能性が想定されました。
現在、平成30年度に実施した実現可能性調査を踏まえ、具体的な整備方針、導入機能および規模を検討するとともに、農業振興審議会の意見聴取、運営主体・町内事業者への参画連携可能性ヒアリング、町づくり戦略の検討等を行い、施設整備の実現化に向けた基本計画の策定をしています。
地域活性化施設整備計画の策定にあたり、農業を軸とした町産業の活性化に向けた取組について意見交換等を行うため、美里町農業振興審議会を開催しました。
資料
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(注意)視察結果の資料につきましては、次回審議会で配布後、ホームページに掲載します。
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