新型コロナウイルス感染者が高止まりしています。無症状の感染者も大勢いるようです。マスクや手洗いを習慣化し、予防対策をしていないお店等へは行かないなど、感染しない・させない行動を心がけましょう。
さて、5月号コラムで「5月ごろ埼玉県から千年に一度の雨量で県管理河川の浸水想定区域が示されます」と書きましたが、7月中旬に県からデータを受領しました。昨年の台風19号では、降り始めからの雨量が444mmに達し、多数の被害がありました。今回の想定は、24時間総雨量を636mmとした浸水想定区域となります。
また、今まで示されなかった志戸川・天神川についても想定が示されたため、住民の皆さまにできるだけ早くお知らせすべきと考え、9月中を目標に美里町全域の浸水想定区域図を作成・配布できるよう作業を進めています。
本来であれば、行政区ごとに説明会を開催したいところですが、このコロナ禍です。まずは配布された想定図から、皆さまがお住まいの場所は浸水が想定されるかを確認してください。そして、避難勧告などが発令されたり、大雨が予想される場合、避難が必要な場所か、2階でも大丈夫か、あるいは、町の避難所以外でも身を寄せられる親戚や知人にお願いしておくなどの対策を考えておくことをお願いします。
なお、町では、コロナ禍で災害が予想される場合、避難が可能な早い段階から遺跡の森館を自主避難所とする予定です。さらに被害が拡大すると予想されれば、各小中学校の体育館や教室を開放し、大勢の避難者に対応します。自分や大切な家族を守るため、後悔しないため、早め早めの行動をお願いします。