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あしあと

    町長コラム 第156号

    • 初版公開日:[2022年02月28日]
    • 更新日:[2022年3月30日]
    • ID:1340

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    第156号(広報みさと2022年4月号)

    美里町のこれからを想う

    コロナ禍とロシアのウクライナ侵攻は、今後の世界や日本、美里町にも大きな影響を及ぼすでしょう。

    気候変動対策として、脱炭素社会の実現に向けて舵を切っている時に、ロシアがウクライナに侵攻し、原油や穀物、希少物質などの高騰が続き、経済は大混乱しています。

    ロシアはこのままウクライナの侵略を続けるのでしょうか? プーチンは、核や化学兵器を使うのでしょうか? 世界はその時どう対応するのか…。

    この広報が発行されるまでに戦闘が終わり、平和が訪れることを願うばかりです。

    さて、これまでの美里町における『まちづくり』を振り返ると、農業の補助金を活用し、農地の圃場整備を進め、農業振興でまちづくりを進めてきました。

    当時は、農村活性化土地利用構想等、農業振興とまちづくりを進める手法がありましたが、全国的な乱開発から現在は使えなくなりました。

    一方、農産物価格は低迷し、コロナ禍でさらに需要を減らしています。また、後継者はごく僅かになっていますが、農地を転用することは極端に制限されています。

    今や、条件の悪い農地や山林は、やっかいなお荷物と化し、農地は草退治に剪定枝チップを入れ管理されず、山林を購入した業者が、土砂の搬入や太陽光の設置をするところが出てきました。

    これらを何とかしたいとの思いで、まずスマートICを開通させました。次は、役場と駅周辺に民間の商業、工業、住宅地等を創出し、脱炭素、DXなどを取り入れ、新たな拠点を創るための計画づくりを進めています。

    これらにより、課題と向き合い、お荷物を資源に変える努力を続けたいと思います。

    私の家は農家のため、田畑を僅かながら所有しています。7年前に返却されたため、水田と畑の草退治を兼ね、町の農業振興に役立つかもしれないと、水田は無肥料(除草剤のみ使用)で米作7年目となり、畑は水溶性食物繊維の豊富なモチ麦などを試作しています。

    水田は、堆肥も何も入れないのに6俵弱は収穫できます。モチ麦は鶏糞で栽培し、高血圧や糖尿病、腸内環境の改善に役立ちます。

    現在は、正解のない、先が分からない世の中です。10年、20年先を想い、今できることを進めます。

    ところで、私も3回目のワクチン接種を行いました。

    ファイザー社製、武田/モデルナ社製のいずれにしても、安全性と有効性が確認されています。

    お早めの接種をご検討いただけると幸いです。

    お問い合わせ

    美里町役場総務課庶務係(秘書・広報広聴)

    TEL: 0495-76-1115

    FAX: 0495-76-0909

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