ゴミのポイ捨て、不法投棄、犬の糞、交通規則など、ルールやマナーを守れない人、迷惑行為は後を絶ちません。
役場には、これら守れないことの苦情が近年多く寄せられています。現在の法や条例に罰則規定があれば強力な指導が可能ですが、ほとんどがお願いにとどまります。
例えば、大量の盛り土、除草目的のチップの敷きならし、大量のたい肥堆積は、苦情が多いため条例を作りました。今後、臭いや使用済み自動車等も検討したいと考えています。
規則違反の動機には、コストを下げ、利益を上げるという人間の行動傾向があるようです。ゴミの不法投棄に何か対策が出来ないかと調べたら、神社の鳥居を模し、ミニ鳥居を設置したら投棄が減ったとあり、当町でも設置を始めています。犬の糞は、看板を設置していますが効果は疑問でした。調べると、糞の横に黄色の禁止マークを付け、三角形にして飛ばないように中に石をいれて置いておく、イエローカード作戦を知り、私の家の角で試すと、やはり用をしなくなりました。
近年、隣近所のお付き合いが希薄になり、あまり人の目を気にしなくなって、自分さえ良ければ、人が見ていなければという安易な考えに陥りがちです。しかし、幸せは人と人のふれあいの中にあり、住みやすさとも重なると思います。
ところで、新型コロナウイルスの感染が止まりません。町民の皆様には、手洗い、うがいなどを習慣化し、感染予防に努め、健康に留意した生活を心がけていただきたいと思います。