新型コロナウイルス感染症にかかる緊急事態宣言が1月7日に発令され、3週間が過ぎました。1月に入ってから、町内でも感染例が増えており、2月7日に解除されるのか心配するところです。
東京都内の感染が確認された人の内、およそ20%は陽性と判明した時点で無症状だったようです。20から30代よりも60代以降の年代で高かったということです。
このことは、若者だけでなく幅広い年代で無症状の感染者がいる可能性があります。無症状でも人にうつるようです。「自分も無症状の感染者かもしれない」という思いで、人にうつさない対策をしていただければと思います。
政府は、2月末ごろから医療従事者を手始めにワクチンの接種を始めたいとしています。町でも郡市医師会のご協力をいただき、接種の準備を進めています。
今後、接種の方法や場所、予約方法などが決まりましたら、広報紙や個別通知でお知らせできると思います。
もちろん接種は、インフルエンザワクチン同様に任意です。副作用も心配されるかたもおられると思いますが、総理大臣も接種の順番が回ってきたら接種したいと言っています。私も率先して接種いたします。
最近の報道では、「自宅療養している感染者が増えており、急変して亡くなるかたがいる」「医療機関が逼迫している」「保健所の対応が追いつかない」などが連日報道されています。皆様には、感染対策を徹底し、会食や喫煙は無言で、会話するときには必ずマスクをしてください。
また、長期間の外出自粛により運動不足のかたが増えています。特にご高齢のかたは、心と体の不健康状態にならないよう、寒くない時間帯のウォーキングや体操を心がけてください。
さらに、感染者、濃厚接触者とその家族、治療にあたる医療従事者とその家族に対する偏見や差別につながる行為が問題となっています。あなたが無症状の感染者かもしれません。このような行為は絶対に止めましょう。
明日への希望を持ち、この災害ともいえる危機を乗り越えましょう。