10月12日、日本列島に猛威を振るった台風19号により、各地に甚大な被害がありました。当町においても、もう少しで志戸川、小山川が決壊する寸前でした。また、斜面の崩落や土砂の流出、河川や道路の損傷など多くの爪痕を残していきました。雨量は24時間で444mm、一時間最大43mmに達し、大雨特別警報が発せられ、天神川流域の一部に避難指示、町全体に避難勧告を出しました。町の避難所へは一時244人の方が避難しました。
被害に遭われた方々におかれましては、心よりお見舞い申し上げます。
町では、食糧や物資を保管する防災倉庫が完成し、いざという時に備えて今以上に必要物資を備蓄します。また、今回の台風では、降り始めからの雨量が1、000mmを超えた市町村もあり、当町においても洪水ハザードマップを改定する必要があります。今後、小山川、志戸川、天神川の流域についても作成します。さらに、現在、老朽化した防災無線の屋外棟や戸別受信機をより聞こえやすくするため、改修をしています。戸別受信機の申し込みをいただいたご家庭には、順次設置を進めます。メールでの配信も可能となりますので、必ずお手持ちのスマートフォンや携帯電話に登録を行ってください。
災害はいつ起こるかわかりません。
この機会に、災害用伝言ダイヤルの使い方や、電話が通じない時の伝言方法について、ご家族での話し合いをお願いいたします。