町長コラム 第139号

　7月中旬から新規感染者が首都圏を中心に増加しています。さらに、どこで感染したか分からないかたや、無症状の若いかたが増え、近隣市町でもジワジワと感染者が増えています。

　コロナに有効なワクチンや特効薬は、いつになるか分かりません。秋から冬にかけてインフルエンザと重なると、医療崩壊も考えられます。

　クラスターの発生場所で共通するのは、三密や大声を出す行為だと言われています。「手洗い、うがい、マスクなどの飛沫感染防止」「三密の場所を避ける」「感染防止をしていないお店には行かない」など、町民の皆様はすでに習慣化していることと思います。皆様や皆様の大切なかたを守るため、これからも実践いただきたいと思います。

　大野県知事も「これまで自粛をお願いしてきましたが、ここからは外に出て人に会っても感染しない生活様式を確立していく必要があります。これからしっかりとわれわれも取り組んで参りますので、共に闘って安心な埼玉県を作らせてください」と言っています。まだまだ長い闘いになります。感染機会を減らす生活を心がけましょう。

　ところで、国保や後期高齢のかたの特定健診が、感染防止対策のため、やむを得ず大幅に人数制限をしました。多くのかたが予約できず、大変申し訳ありませんでした。今後、医療機関での個別健診をお願いする予定です。

　最後に、今年も各地で大雨による河川の氾濫や土砂崩れが頻発しています。町では、危険な兆候があれば避難情報を出します。避難をする場合、町の避難所の三密を避けるため、安全な場所にある親戚や知人宅に避難が可能であれば、事前にご検討をお願いします。