3月15日、美里中学校卒業式に出席しました。
新型コロナウイルスが5類に変わり、ようやく、私も出席できるようになりました。
コロナ前に戻り、卒業生に加え在校生、卒業生の父兄も大勢参加されていました。
送辞、答辞、旅立ちの日になど、卒業式でしか聞けない、味わえない感動の瞬間です。
「旅立ちの日に」に、次のような歌詞があります。
懐かしい友の声 ふとよみがえる
意味もないいさかいに 泣いたあのとき
心かよったうれしさに 抱き合った日よ
みんなすぎたけれど 思いで強く抱いて
勇気を翼にこめて 希望の風にのり
このひろい大空に 夢をたくして
いま、別れのとき
飛び立とう 未来信じて
弾む若い力信じて
このひろい このひろい 大空に
これから出会うであろう友、幸せな時ばかりじゃない現実、くじけないで前へ未来へ羽ばたいてほしいと願うばかりです。
卒業式に参加して必ず感じるこの心のふるえ・感動は、私にとって一年の締めくくりであり、心のリセットの瞬間でもあります。
また、旅立つ生徒に町として何ができるだろうと考えさせられる時でもあります。
卒業生には、昨年、町の課題や今後の計画を話す機会があり、いずれは町に戻って活躍してほしいと伝えました。
令和6年度の予算が3月21日に可決されました。この中には、公的な奨学金返還者が町内に住んでいる場合、最大年16万円を10年間返済金の補助するもの、保育園・幼稚園・小中学校給食費補助、小中学校教材費補助、AIドリルの導入、首都圏等の大学や専門学校への通学新幹線定期代補助増額など、美里町に住みながら通学通勤をする切っ掛けになればと考えています。
ふと、自分の卒業式はどうだったろうと考えたところ、武田鉄也さんの「送る言葉」がヒットしていて口ずさんだような?