日本人の平均寿命は年々上昇、ところが、健康寿命(健康上の問題がなく、日常生活が制限されることなく送れる期間)との差はあまり変わりません。2016年の健康寿命は、男性72.14歳、女性74.79歳。平均寿命は男性80.98歳、女性87.14歳、健康寿命と平均寿命の差(日常生活に支障がある期間)は男性8.84年、女性12.35年です。この差を短くしたいですよね。
高齢者の自立度の変化に関する調査によると、男性の約7割、女性の約9割は70代半ば辺りまで元気で過ごしています。しかし、健康寿命を延ばすには現役時代から意識し、特に70代以降では、バランスの取れた食事、適度な運動習慣、地域との関わりの3つが重要です。
筋肉や関節の痛みなど、体に支障が出てからでは遅いのです。元気な時から運動する習慣をつけてほしいと思います。
ミムリン健幸ポイント事業は、通信機能のある歩数計かスマートフォンの歩数計機能を活用して楽しみながらウォーキングを行い、運動習慣や検診を受け、結果、医療や介護の負担が減ればと実施している事業です。
今後、東児玉公民館と大沢公民館に健康遊具を設置し、ウォーキングの途中で活用できるよう予定しています。
町内で、歩数計を持っていることが当たり前になり、持っていない人には皆様の口(クチ)コミにより、さらに参加者が増えることを願っています。