町内にはご利益があるとされるパワースポットが数多くあります。今月号よりその数々の中から独断と偏見で順次ご紹介いたします。
まず始めは、木部地内真東寺境内にある四国八十八カ所霊場です。先代の住職が私費を投じてコツコツと作り上げたもので、四国八十八カ所霊場寺院の御本尊をお祀りしたお堂と各寺院より頂戴した境内のお砂を踏みながら礼拝していくことにより、四国霊場を巡拝したのと同じ霊験・功徳が得られるといわれており、病気が治った、子どもを授かったなどの嬉しい便りがあると聞きます。
私も先日、数年ぶりにお参りしました。 多少のアップダウンはあるものの、一時間弱で、寺院や七福神、萬霊供養塔を参拝し、町の発展と皆さまの幸せを祈りました。参拝しながら、これだけのお堂等を作った先代の住職に感心するとともに、すがすがしい気持ちになりました。
入山の前に入山料(浄財三百円)をお賽銭箱にいれていただきますが、維持管理には相当の費用がかかると想像されます。参拝途中には、七福神や金比羅大権現も祀られています。金比羅様の御本宮までの段数は七百八十六段あり、上りきると悩む(七八六)ことがなくなるといわれています。ここでは33段で観音様の縁起にあやかることができます。
さて、町長コラムでは、読者の皆様から「ここはこんなご利益がある」などの便りを募集し、順次紹介致しますので、ぜひともご連絡・ご応募ください。