3度目の緊急事態宣言が、9月12日まで延長されました。感染力の非常に強いデルタ株は、それまでと比べものにならない感染力により、爆発的に感染者が増えています。職場や会食、帰省や旅行で感染し、それが家庭に持ち込まれて、家族内で感染する例が多いようです。
美里町では、町内のお医者さんの絶大なるご協力により、10月中には希望者全員にワクチン接種が終わるよう進めています。
しかし、2回のワクチン接種により、重症化しにくいものの、感染する例が見られるようです。
接種ができない11歳までの子どもたちや接種を希望しないかたがいます。これらのかたにも配慮し、手洗い、マスクの着用、しばらくの間、旅行や家族以外との会食はお控えくださるようお願いいたします。
インフルエンザのタミフルのような特効薬が必ずでてくると思います。近くのお医者さんで治療できるようになるまでは、気を緩めず、感染対策をするしかないのかもしれません。
この紙面が皆様に届くまでに、私も2回目のワクチン接種をする予定です。1回目は幸い何ともありませんでした。若い人の中には、副反応を心配するかたもいますが、心配なかたは、かかりつけのお医者さんとも相談し、自分や周りの人を守るためにも、接種していただければ有り難い限りです。
さて、コロナ禍で家族以外とのふれあいの機会がメッキリ減りました。地域のつながりや絆と言われる関係がしっかりしている地域ほど、心身ともに健康なかたが多いと言われています。
町では、感染対策をしっかりし、人数を絞って少しずつ事業を再開しています。健康ポイント事業参加者も2,900人を超えました。楽しく参加できる教室も増やしていければと考えています。
また、ワクチン接種を進めつつ、どこかで経済対策も進めます。ようやく寄居スマートICが開通しました。企業誘致や美里町に訪れてくれる人を増やし、地元で経済が循環できるよう工夫してまいります。
コンパクトで小さな町だからこそ、できることは、まだまだあります。知恵をしぼり、持続可能な町づくりを進めてまいります。