国の調査によると、65歳以上の高齢者の内、認知症を発症している人は平成24年時点で推計15%、平成37年には、65歳以上の5人に1人が認知症を発症すると推計されています。
さらに、85歳以上では55%以上のかたが認知症だともいわれています。
特に、アルツハイマー病の仕組みが徐々に明らかになると、発症するまでには非常に長い時間があり、その間、生活習慣によって進行が大きく左右され、肥満、高血圧、糖尿病、喫煙なども危険因子となることがわかってきたました。では、どうすれば予防できるのでしょうか?
決定打は無いようです。
しかし、社会と関わることや同時に2つ以上の動作をする、ウォーキングなどの運動をすることが有効であると言われています。では、どうしたら運動や社会参加の習慣が身につくのでしょうか?
要介護になった原因のトップは認知症です。「将来認知症になりたくない」ですよね。この気持ちを利用するのもいいですし、運動することで誰かの役に立てば一石二鳥です。
「健幸ポイントを活用した口コミによる宣伝」、「子どもたちの登下校時間に合わせたパトロールウォーキング」、「自分で食べるものは自分で作る家庭菜園の推進」、「参加したくなる楽しい運動教室」など、知らず知らずに運動してしまう妙案や誰かの役に立つ、得をするなどのアイデアがあればと考えています。読者の皆さまも妙案があればお知らせください。